指定校推薦で受かった後に舞い上がりすぎると嫌われる危険性がある

指定校推薦合格後

指定校推薦受験合格後の話です。

指定校推薦合格後、受験のプレッシャーから解放された勢いでどうしても周りにその話をしたり、はしゃぎたくなってしまうような気持ちになるかと思います。

喜ぶのは悪いことではないのですが、周りの状況によっては喜びを抑えたほうが良い、という話になります。

気をつけたいこと、それは一般受験組との関係です。

推薦組は一般受験組よりも早く合格が決まる

指定校推薦組の推薦が決まったり合格が決まる頃の時期というのは、一般受験生にとってはこれから一番苦しい時期でもあります。

年明けの受験を控え、年内に残された時間も少なくなってきている。

そういった苦しい状況の中で、指定校推薦を受験する生徒たちは合格が決まっていくわけです。

同じ時期に合格が決まるならまだしも、一般受験組にとっては先行きが全くわからない中で推薦組の合格が決まっていくという状況になります。

これが、指定校推薦で合格した後にあまり周りに見えるように喜びすぎないほうが良い理由です。

一般組にとっての推薦組の見え方

一般受験に向けて毎日勉強している身からすれば、どうしても推薦組というのは大した苦労もせずに易々と合格を手にしているようにも見えてしまいます。

実際に推薦を取るためには努力が必要なので努力も苦労もしているわけですが、どうしてもそう見えてしまうこともあります。実際に努力をしたかとか苦労したかとかはこの際問題ではありません。

自分が一般受験に向けて必死に勉強しているときに指定校推薦組は受験から解放される状況になるわけなので、よりそのように見えてしまいます。

喜びすぎないほうがいい?

指定校推薦で無事合格した後の皆さんは、プレッシャーから開放されて天にも登るような気持ちなのでは、と思います。私もかつてそうでした。

もちろん家族の前では大いに喜んでいいかと思いますが、学校で周りに一般受験生がいる状況のときは、あまり喜びすぎない方が良いです。

正直なところ、指定校推薦の合格が決まる時期というのは特に一般受験を控えた生徒にとってはかなり厳しい時期になります。その状況で、指定校推薦で受かった生徒がはしゃいでいたら一般受験生からしたら良い気はしないはずです。

一般受験生の身からすれば、自分がかなりのプレッシャーや不安を抱えながら、それでも受かるかどうか全くわからない状況の中で、指定校推薦で合格した生徒が易易と合格を手にしているように映るからです。人間というのは自分が苦しんでるときに他の人が舞い上がっているのを見るとあまりいい気がしないものです。

喜ぶのが悪いわけではなく、周りの人や状況を見ながら適度に喜びましょう。どうでもいいことで人間関係に悪影響が及ぶのはもったいないですし、現実問題として指定校推薦の合格者を見て苛立っている一般受験生の話というのはよく聞きます。

合格後の喜びというのは想像以上のものなのでそれを抑え込むというのはなかなか難しいものもあるかと思いますが、無意味に人に嫌われたりするのは気分の良いことではないと思いますので、ぜひこの記事を頭に入れておいてほしいです。

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