指定校推薦受験をするデメリットについて書いていきます。
指定校推薦におけるデメリットというものは確かに存在するかと思います。それでも推薦がもらえるのであればもらっておくべきだとは思いますが、そのデメリットについて書いてみます。
入学後苦労する可能性
以下の記事でも少し書いていますが、傾向的に推薦組より一般組のほうが成績は良いです。
一般組はその学校の試験をパスできるくらいの実力を確実に持って試験に合格しているのに対し、推薦組は抜けている部分が結構あったりします。それに推薦組は早めに受験が終わるので、入学までだらけてしまいがちです。
スタートダッシュでのつまずきやすさというのは指定校推薦組にはどうしてもあるかもしれません。
正直これは自分の努力次第でカバーできる話ではあるのですが、現実的に合格が決定して気が抜けた状態から大学生活に向けて勉強を頑張ろうという気になる指定校推薦受験生はそう多くはないです。
一般受験ができない
一般受験したくないから指定校推薦受験しようとしてるんだよ、とツッコミを受けそうですが、考え方によっては一般受験で得られるものはそれなりにあります。
まず、受験合格に向けて必死に勉強したという経験。指定校推薦でももちろん推薦を得るために頑張って勉強をする必要があるんですが、それでもやっぱり努力の種類が違う感じはするし、正直なところ一般受験のほうが必死になってやらなければならない部分は大きいです。
受験なんて合格すればどれも同じというのは、合格不合格という点だけ見れば同じなんですが、人生経験的な意味で必死に受験合格に向けて頑張ったことが本人にとって大きな自信になることも多々あるので、そういった意味では一般受験をするメリット、指定校推薦を受験をするデメリットということになるのかと思います。
そういう背景があるからかどうかはわかりませんが、やっぱり入学後は推薦組よりも一般で入った人たちのほうがモチベーションが高く進学後の生活を送っているような印象があります。
指定校推薦受験すべきか
それでもやっぱり指定校推薦受験をするメリットはとても大きいです。
自分の将来をより確実な方法で決められるという点で、指定校推薦という制度は受験生にとって非常にありがたいものです。
自分の将来がたった数点の差で変わってしまう一般受験よりも、推薦さえ貰えばほぼ確実に未来が確定する指定校推薦の方を受けたいと思うのは当然のことかと思います。
行きたいところが推薦の候補の中にあって推薦が取れそうなのであれば迷いなく選びましょう。
入ってしまえば同じ、あとは自分次第です。
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