指定校推薦が不合格になりにくい理由・落ちた話を聞かない理由

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指定校推薦は推薦枠さえ得ることがができれば不合格となる確率が非常に低い試験でありますが、不合格になりにくい理由というものが存在します。

試験官の気分を損ねたとかちょっとミスしたとかでは簡単に落ちたとならないのには理由があります。

指定校推薦が不合格になりにくい理由を知れば、指定校推薦の受験資格を得てから受験当日・合格発表までの不安は少し減ると思います。

指定校推薦で不合格になりにくい理由

指定校推薦で不合格になりにくい理由。

指定校推薦というのは学校と学校の間にある関係性でできているものだからです。

高校と大学の間、または高校と専門学校にある関係性です。

そしてそれに繋がる話として、大学や専門学校も商売として資金を確保する必要がある、というのが理由としてあげられます。

学校と学校の関係性

一般受験の場合、機械的に点数の足りていない受験生がいればそれは不合格にするのみで、何も難しいことはありません。しかし指定校推薦は推薦と言うだけあってそもそもの前提が全く異なります。

指定校推薦というものは学校と学校の関係性によって作られるものです。

大学・専門学校側「いつもうちの学校に生徒を送り込んでくれてありがとうございます、今後ともよろしくお願いします」

高校側「こちらこそいつも生徒を受け入れてくれてありがとうございます、今後ともよろしくお願いします」

といった具合です。

なんでそんな関係性が必要なのかと言うと、高校と進学先の両方から見て指定校推薦というものにメリットがあるからです。

高校側としては、生徒の進学先を確保できる。

高校側として、生徒の進路決定というものは非常に重要なものになります。受験に失敗したり、進学先・就職先が無い生徒が出てくる可能性を少しでも減らしたい。そこで、推薦さえ与えればほぼ確実に合格が得られる指定校推薦というものは、進路決定において非常に有用な制度です。

そして大学・専門学校側としては、確実に入学する学生を確保できるというメリットがあります。

入学者数の確保

大学・専門学校側からしても、確実に入学してくれて確実に入学金を払ってくれる存在というのは貴重なものなんです。私は高校時代この感覚がよくわかりませんでしたが、学校というのも結局は商売であり、お金を持って学校を存続し続けなければなりません。少子化と言われる今の時代、学校はより多くの学生を確保しなければなりません。一般受験の学生はその学校に入ってくれるとは限りません。しかし、指定校推薦の学生は受かったら必ず入学する必要があります。

生徒側からすれば一般受験と指定校推薦は大きく異なるかもしれませんが、進学先の学校から見て、入学金と授業料を支払ってくれる存在という意味では同じもので、そのお金を確実に支払ってくれる指定校推薦受験生という存在は進学先から見て重要な存在だったりするのです。特に今の時代は大学にお金がなく、また多くの大学が存在しながら学生の数自体が減っているため、どの大学にとっても学生の確保というのは非常に重要な問題です。

大学の運営にとって、早々に入学者を一定数確保できるというのは非常に重要なことで、指定校推薦でわざわざ落とすということを大学側はしたくありません。安定した入学者数の確保というのはそれほど重要な問題です。

そして、確実に入学してくれる人間を確保するために、学校と学校の間の関係性を大事にし続けるんです。少し試験当日にミスをしたくらいで合格を反故にするようなことはできません。あなたが受験に問題なく合格し、学校と学校の間の関係性を保つというのは高校生が思っている以上に重要なことなんです。

試験当日にミスをした場合

もちろん、試験官に暴力を振るったとか受験の当日試験を無断欠席したといった事があれば、不合格にもなります。それは学校と学校の間にある関係性に泥を塗る行為だからです。でも、このブログを見ている人はそんなことはしないのではないのでしょうか。

このブログを見ている人が心配しているのは、面接でうまく答えられなかったらどうしようとかそういった心配だと思います。

それが心配なのは当然なんですが、それは学校と学校の間の関係性に泥を塗る行為ではありません。緊張やミスは誰にでもあるものです。一般受験であればミスで落とされることもあると思います。でも一般受験と指定校推薦受験はそもそもの前提が違います。

一般受験は、たくさんいる受験者を絞るための試験ですが、指定校推薦は集まった受験者を絞るための試験ではありません。受験者を学校に受け入れても問題無いかを確かめるための試験です。つまり、試験というよりも、確認というような意味合いが強いです。

指定校推薦で不合格になりにくい理由まとめ

要は、指定校推薦で不合格になりにくい理由として、不合格になりにくいことによりそれぞれの関係者にメリットが存在することと、それにより不合格になりにくい状態を保たなくてはならない、ということです。これを知れば、簡単に不合格になることはできない、と考えることができるようになるのではないでしょうか。

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