指定校推薦は受験資格さえ得るところまで行けば、推薦枠さえ貰えれば実質勝利の受験です。
受験資格を得るためにやってほしいことを書きます。そして一番大事なことを書きます。
受験資格を得るためにやること
まず、やるべきことの一覧を簡単に書きます。
可能な限り評定平均を上げてください。まずこれは当然のこと。
次に学校に休まず遅刻せず行ってください。せっかく高い評定平均を取ったのに、遅刻や欠席が多いせいで受験資格を得られるか不安になったり面接の当日にそこを突っ込まれたりしないか不安になったりする人が毎年たくさん出てきます。
部活やボランティアをやってください。人に自慢できるようなことをなにかしてください。先生には良い顔をしてください。これらは評定平均や遅刻欠席に比べれば重要性は低いですが、数字の面で優劣をつけがたい生徒がいたときにこれらの努力は役に立ちます。指定校推薦の名の通り「推薦」なので、進学先に自信を持って薦められる要素が高校側は1つでも多くほしいと思うのは普通のことです。
一番大事なこと
いちばん大事なのは評定平均を何が何でも上げることです。そしてその次に遅刻欠席をしないこと。
なぜなら評定平均と欠席遅刻というのは「数字」だからです。
推薦というものは「選考基準」を以て決められます。
そして、選考基準というのはできるだけ厳密なものの方が良い。
高校の先生方も重い責任を持って誰を推薦するのかを決めなければなりません。
そしてあなたが選考する側だったとして生徒の人生を決めなければならない立場になったとしたら、「具体的な数字で判断したい」と思うはずです。そのほうが合理的で、異論の出しようが無いからです。
社会の中で仕事をする人は常に根拠を求められます。
「この生徒を推薦する理由は?」と聞かれたときに、部活を頑張ったからとかボランティアを頑張ったから、というのは理由にはなるもののぼんやりとしていて弱いです。
その一方で「数字」という確かなもので上回っていると言うことができれば、根拠としてそれは強い。
これが、評定平均や遅刻欠席の数字を大事にしなければならない理由です。0.1評定平均が足りなかったとか、ちょっと欠席が多かったとかで自分の人生を左右されるのは嫌なはずです。
数字というものは後にしっかり残るからこそ、高校3年間通して大事にしなければなりません。
もしこれを読んで、評定平均を上げる努力が足りなかったとか遅刻欠席をしてしまったといった思いがあれば、これからです。高校3年の2学期までの成績で決まるので、今からでも向上させる努力をしましょう。
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