指定校推薦の面接試験に向けた心構え

指定校推薦の受験当日には多くの場合面接試験があります。

おそらく一番緊張する場面かと思いますが、そこに対しての心構えについて書こうと思います。

うまく答えられない=不合格ではない

この面接試験が一般的な面接試験であれば、回答のクオリティーが合否に繋がります。AO入試等の方法であれば、面接では質の高い回答をして合格を近づける必要があります。

しかし指定校推薦の試験というのはそういったものではありません。

正直なところ「この人を入学させたらヤバい」レベルに思われないと不合格になる瀬戸際に立つことすらできない試験です。

面接の内容と、合否が直結しないんです。

例えば、面接官に微妙な反応をされたとか人によっては怒られてしまったとかそういうことは起こり得ます。普通の試験であればそれに対して「もしかしたら落ちてしまうかもしれない」という風にも思ってしまうところですが、指定校推薦受験は、面接でミスしたことと不合格が直結しません。

こちらの記事でも書いているところですが、面接官の立場的に、面接中に受験生に対して厳しい態度を取ったり怒ったりすることは別に難しいことではありませんが、その受験生を不合格にするというのは超難しいことです。

緊張感を持って行くことは大事だと思いますが、心の中に逃げ道を作っておきましょう。

とりあえず答える

上手く答えられるかどうかはその時にならないとわかりません。

正直上手く答えようのないような難しいことを聞かれる可能性だってあります。

でも、答えられないなら答えられないなりに「今の私では上手く答えることができません。入学するまでにそれに答えられるような知識を身に着けようと思います」とか、上手く答えられないなりの返し方をすることはできます。

とりあえず、最低限の意思疎通はできそうだと面接官に思ってもらえればもう十分です。

大したことは言わなくて良い、自分にとってつまらないと思うくらい普通の回答をすることを心がけるべきかと思います。

最低限の練習

以下のあたりのことは高い確率で聞かれます。

・名前と所属する高校

・部活は何をやっていたか

・出席・欠席日数

・志望理由

指定校推薦の面接に対してそんなに練習はいらないかと思っていますが、それでも上記のことに対しては何も見ずにスムーズに答えられるくらいに練習はしておいたほうが良いかと思います。

また、入室時のマナー等、一般的な面接のルールもしっかり復習しておきましょう。

ノックを忘れたくらいで不合格になったりはしませんが、つまらないことで減点を食らってしまうと合格発表までに無駄にドキドキすることになってしまいます。

落ちることがどんなに難しくても、やっぱりある程度気持ちよく当日を過ごしたいかと思います。ある程度の準備はして望みましょう。

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